米国株投資に関する書籍を 3 冊読んだので、それぞれ紹介していきます。
それぞれインデックス投資と個別株投資のどちらに注力しているかが違うので、各書籍がどちらに注力したものかもまとめました。
世界一やさしい 米国株の教科書 1年生
タイトル通り、米国株投資について教科書的にまとめられている入門書です。
米国株投資のメリット・デメリットから始まり、インデックス投資・個別株投資についてそれぞれ解説されています。
つみたて NISA や iDeco などの制度についてもしっかり書かれており、1 冊読めば米国株投資の基本知識を身に付けられるのではないかと思います。
お金が増える 米国株超楽ちん投資術
こちらも米国株投資の入門書です。
「超楽ちん投資術」というタイトルから推測されるように、インデックス投資が中心の内容にはなっていますが、一部個別株についても解説されています。
年代別のおすすめポートフォリオや、つみたて NISA、iDeco といった制度についても解説されており、この 1 冊で米国株投資に入門することができます。
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
米国株投資の中でも、個別株の高配当投資に注目した入門書です。
なぜ米国株投資なのかという理由から具体的な手法まで、口語に近い雰囲気で解説されており、非常に読みやすい書籍です。
よく言われていることですが、この本の著者はかなり口が悪いので、そこは好みが分かれるかもしれません。 解説自体は非常に分かりやすくオススメです。
インデックス投資と個別株投資の解説の比重
紹介した 3 冊について、インデックス投資と個別株投資の解説の比重をまとめると以下のようになります。
タイトル | インデックス投資 | 個別株投資 |
---|---|---|
世界一やさしい 米国株の教科書 1年生 | ○ | ○ |
お金が増える 米国株超楽ちん投資術 | ○ | △ |
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資 | × | ◎ |
購入の際は参考にしてください。
おわりに
米国株投資については FIRE (Financial Independence, Retire Early) の文脈で解説されることもあります。
FIRE についての書籍は別記事「FIRE (経済的自由、早期退職) ムーブメントに関する日本語書籍 3 冊の紹介」にまとめているので、興味がある方はそちらも参照ください。