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システム開発の「見積もり」を学ぶためのオススメ書籍 2 冊

システム開発はなかなか思う通りに進まないことばかりで、「見積もり」ミスで大問題に発展することも少なくありません。

この記事では、そんなシステム開発の「見積もり」を学ぶためのオススメ書籍を紹介します。

システム開発のための見積りのすべてがわかる本

システム開発の見積もりの基本を学べる書籍です。

システム開発のスケジュールやお金の見積もりの基本的な概念や手法がまとめられており、この 1 冊で見積もりの基本をしっかり学ぶことができます。

受託開発における見積もりの基本を学ぶ際の 1 冊目として非常にオススメです。

ただ、アジャイル開発の見積もりについては簡単にしか書かれていないので、アジャイル開発の見積もりを学びたい場合は次に紹介する書籍がオススメです。

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

アジャイルな見積もりについてまとめた非常に有名な書籍です。

ストーリーポイントを使った見積もりの基本から、実際の開発で考えたくなるポイントや、誤解されやすい見積もりの考え方などが非常に手厚くまとめられており、見積もりを学ぶ上で是非読んでおきたい 1 冊です。

アジャイル開発の基本については、見積もりも含め『アジャイルサムライ――達人開発者への道』などでも学ぶことができます。

アジャイル開発全般を学びたい際は『アジャイルサムライ』がオススメです。

おわりに

「見積もり」の基本を学ぶ際は、まずは『システム開発のための見積りのすべてがわかる本』と『アジャイルな見積りと計画づくり』の 2 冊を両方読むことをオススメします。

どちらも異なる内容を扱っており、両方の視点を踏まえて見積もりができるとうまくいきやすいと思います。

受託開発においては、見積もりと並んで契約をどうするかも揉め事を回避するために重要なポイントです。

契約の基本については『ITエンジニアのやさしい法律Q&A  著作権・開発契約・労働関係・契約書で揉めないための勘どころ』という書籍で分かりやすく解説されており、こちらも非常にオススメです。