個人の記録として、2023 年 12 月に読んだ本をまとめます。
言語処理系
インタプリタの作り方 -言語設計/開発の基本と2つの方式による実装-
インタプリタの実装方法について、丁寧に解説した書籍です。
エラー処理など、入門だと書かれてない話も多く、とても勉強になりました。
言語処理系の完全初心者向けではないので、『Go言語でつくるインタプリタ』の次ぐらいに読むのにおすすめです。
インタプリタに限らない話ですが、5 章の Visitor パターンの解説がとても面白かったです。
LLM
その仕事、AIエージェントがやっておきました。 ――ChatGPTの次に来る自律型AI革命
LLM を使った AI エージェントについて解説したビジネス書です。
BabyAGI の進化や E2B のエージェントプロトコルなど、知らない話もあり、勉強になりました。
Profile を設定してヒアリングする話なども、参考になりました。
また、「Generative Agents のリフレクションは、技術的には類似度のスコアが高くなる文面に変化しているということかも?」と色々考えたりしました。
最近「この仕事AIエージェントにやらせたいな」と思うことが多いのですが、実際に挑戦したくなりました。
システム開発
SEC BOOKS 共通フレーム2013(電子版): ~経営者、業務部門とともに取組む「使える」システムの実現~
開発プロセスについて色々調べる必要があり、『共通フレーム2013』を読みました。
まず、共通フレームの背景や立ち位置の説明、考え方が想像していたよりもとてもよく、驚きました。
文章がお堅いので、やわらかく言い換えたらすごく良い印象になりそうだと感じました。
おわりに
以上、今月は 3 冊の本を読みました。
今月は読書量はかなり少なかったです。
今月は『Linuxプログラミングインタフェース』も読み進めていて、3 分の 1 ぐらいのところまでやってきました。
来月は『Linuxプログラミングインタフェース』をさらに読み進めたり、他にも読書量を増やしていきたいです。