個人の記録として、2022 年 7 月に読んだ本をまとめます。
雑誌
Software Design (ソフトウェアデザイン) 2022年07月号
WEB+DB PRESS Vol.129
今月分の Software Design と WEB+DB PRESS を読みました。
最近は毎月積読することなく読めていていいかんじです。
OS
ゼロからのOS自作入門
2021 年 5 月にも読んだ『ゼロからのOS自作入門』を、実装しながら再度一周しました。
読んだだけでもとても勉強になっていましたが、実装してみると出てくる新たな疑問はたくさんあり、改めてとても勉強になりました。
感想などは こちら にまとめています。
リンカ・ローダ
ライブラリを作ろう
リンカ・ローダ実践開発テクニック―実行ファイルを作成するために必須の技術
Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選
OS 自作を経て、リンカ・ローダについても知識をつけたいと思ったので、何冊か読みました。
とくに何度か目にしていた『リンカ・ローダ実践開発テクニック』は、今の自分が知識を深めるためにぴったりのとても良い本でした。
このあたりはさらに知識をつけていきたいです。
言語処理系
コンパイラの理論と実現
Pythonでインタプリタを作る コンピュータ言語を設計・実装してインタプリタの動作を理解しよう
言語処理系の勉強として、2 冊の本を読みました。
とくに『コンパイラの理論と実現』は、たった 179 ページというとても薄い本であるにも関わらず、実践的な内容が分かりやすく解説されており、衝撃でした。
コンパイラの理論を学びたい人に是非おすすめしたい一冊です。
CPU
自作エミュレータで学ぶx86アーキテクチャ コンピュータが動く仕組みを徹底理解!
CPU に関して、『自作エミュレータで学ぶx86アーキテクチャ』を読みました。
CPU エミュレータを作りながら x86 の機械語を学ぶことができ、機械語を学びたい方に良い本だと思いました。
個人的には BIOS 関連の解説も面白かったです。
おわりに
以上、今月は 9 冊の本を読みました。
今月は OS 自作を完走できたことと、リンカ・ローダ・コンパイラ・機械語などの低レイヤの知識を拡充できたことが良かったです。
このあたりは机上の知識だけで手を動かす力はまだ不足を感じるので、今後手を動かすこともしていきたいです。