個人の記録として、2021 年 7 月に読んだ本をまとめます。
CPU について
32ビットコンピュータをやさしく語る はじめて読む486
OS について学ぶ前提知識として、CPU の基礎知識を得るために『はじめて読む486』を手に取りました。
保護機能や割り込みなど、OS を学ぶ上での必須事項が丁寧に解説されており、非常に参考になりました。
その他、CPU について学ぶための書籍は こちら の記事にまとめまています。
自作 PC について
パソコン自作の教科書
100%ムックシリーズ 自作PCバイブル2020-2021
PC自作の鉄則!2021
PC自作・チューンナップ虎の巻 二〇二一【DOS/V POWER REPORT 特別編集】
勉強と遊びの目的で PC を自作したくなったので、せっかくの機会ということで最近の本を何冊か読んでみました。
PC 自体もサクッと作ることができ、勉強や遊びに使えて満足しています。
これらの本については、こちら の記事にまとめています。
また、PC を作るにあたって考えたことは こちら の記事にまとめています。
雑誌
WEB+DB PRESS Vol.123
Software Design と WEB+DB PRESS を購読しているのですが、今月は WEB+DB PRESS しか読めず、Software Design が積読となってしまいました…
積読はさらなる積読を呼ぶので、早めに解消しようと思います。
Linux について
詳解 Linuxカーネル 第3版
Linuxカーネル解析入門
いつか読みたいと思っていた『詳解 Linuxカーネル』を一周読むことができました。 1024 ページもある本なので、達成感は大きいです。
感想や事前準備などは こちら の記事にまとめています。
その後、かなり昔に読んで全然よく分からなかった『Linuxカーネル解析入門』を再度読みましたが、以前読んだときとは理解度が全然違いました。
昔読めなかった本が読めるようになっていると、自分がレベルアップしたことを実感しますね。
仮想化について
ネットワーク仮想化~基礎からすっきりわかる入門書~
KVM徹底入門 Linuxカーネル仮想化基盤構築ガイド
仮想化関係の基礎知識をつけたかったので、2 冊ほど本を手に取りました。
『ネットワーク仮想化~基礎からすっきりわかる入門書~』については、タイトル通り、ネットワークを中心に仮想化の基礎を学べました。 OpenFlow の雰囲気が分かったのが特によかったです。
『KVM徹底入門』は個人的にかなりよかったです。 おすすめです。 KVM についてネット上で調べても、libvirt や qemu などとの関係がなかなか見えてこなかったのですが、こちらの書籍を読むことでしっかり整理されました。
ネットで勉強しようとすると断片的な情報を自力で繋ぐ必要があることが多いので、こういった点は書籍の強みですね。
gRPC について
スターティングgRPC
gRPC の概要をおさえるため、こちらの書籍を手に取りました。 実装のイメージをつけるには十分な内容でした。
REST、GraphQL、gRPC に関する書籍は こちら の記事にまとめました。
Python について
Python実践入門 ── 言語の力を引き出し、開発効率を高める
パーフェクトPython
Effective Python 第2版 ―Pythonプログラムを改良する90項目
仕事で Python を少し書くことになったので、せっかくの機会ということで Python の実践的な本 3 冊ほどに目を通しました。
個人的には『Python実践入門』が特によかったです。 他の言語経験者が Python を学ぶ場合は、とりあえず『Python実践入門』がおすすめです。
『Effective Python』は Python の経験がある程度ないと難しい内容で、自分には少し手に余る内容でした。 ゆくゆくまた手に取ろうと思います。
これらの本については、こちら の記事にまとめました。
おわりに
以上、今月は 14 冊の本を読みました。
CPU や OS といった基礎知識が強まったのと、Python を改めて勉強できたのがよかったです。
あるテーマの本をまとめていくつも読むと、その分野の力が明確に高まるので結構おすすめです。
また来月も色々読んでみようと思います。