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「VR 酔い」の対策

数日前から VR をやり始め、想像していた以上に VR 酔いを感じたので、その対策を調べてみました。

具体的な症状

自分の場合、

  • 1 〜 2 時間 VR をプレイし続けると、少し気持ち悪くなる
  • 車やジェットコースターなどに乗り、視界が傾くような動きがあると、すぐに気持ちが悪くなる

といった症状があります。

より長時間 VR をプレイしたり、乗り物などを楽しむためには、なんらかの対策がほしいところです。

VR 酔いの原因

VR 酔いの原因は、おおむね車酔いなどと近いようです。

車酔いは、遠心力によって右折時に体が左に、左折時に体が右に動くことで、視覚と体の動きがずれることが原因と聞いたことがあります。

VR 酔いも、視覚と体の動きがずれることが主な原因のようです。

参考: VR酔い - Wikipedia

VR を使うときの対策

VR 酔いの対策には、ユーザ視点のものと開発者視点のものがありました。

特に知りたかったのはユーザ視点の、VR を使うときの対策なので、そちらを書いていきます。

※ 調べて出てきたものを記載していますが、実際に効果があるかは保証できません

立ち回り

  • VR に慣れ、酔わない立ち回りをする

道具の調整や活用

  • ヘッドセットの瞳孔間距離を最適な位置に調整する
  • メガネの位置や度を調整する
  • 分厚い敷物を敷くなどして、自分が正しい位置に立っているか足で感じやすくする
  • 扇風機などで、空気を自分に向けて流す

ゲームの設定

  • 十分に高いフレームレートでゲームを動作させる
  • 視野角を調整する。例えばプレイヤーが移動するときに画面の周囲を暗くして「ビネット効果(視点を動かしたときに周囲がぼかされ視界が狭まる効果)」を与える
  • 周囲の景色のほとんどを暗くして見えなくする

体調

  • 体調 (疲れなど) がある場合はやらない

一時的な対策

  • 酔い止めを飲む
  • 梅干しなどを食べて唾液を出す

以上、VR のユーザとしてできる対策は、結構いろいろあるようでした。

個人的には、梅干しを食べるというのが手軽にできそうなので、やってみようと思います。 私は知らなかったのですが、梅干しは乗り物酔いにも有効なようです。

参考

VR を作るときの対策

開発者視点の、VR を作る時の対策については、以下のページを参考まで貼っておきます。

カメラの使い方が特に気を付けるポイントのようです。

おわりに

ここまで調べた感想として、想像していたよりも色々な対策があるなと思いました。 手軽で有効そうなものからやってみます。

また、VR で車やジェットコースターに乗った際は、かなり一瞬で気持ち悪さを感じたので、サイバー攻撃として悪用されうるものだなと思いました。 実際にそういった話題もあるようです。

参考: VR悪用すれば「数千人を嘔吐させられる」 人気ゲーム開発者がリスク指摘 (1/4ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)