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JavaScript の入門から 1 歩レベルアップするためのオススメ書籍 5 冊

近年の Web 開発では JavaScript は外せない重要な要素であり、Web アプリケーションのエンジニアであれば確実におさえておきたい技術となっています。

最近、React や Vue.js を使った SPA の開発が主流になってきている中でも、前提として JavaScript の理解は重要です。

この記事では、そんな JavaScript をなんとなくさわれるレベルから、もう 1 歩レベルアップするための書籍を紹介していきます。

改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで

JavaScript のステップアップとしてよくオススメされる、定番の書籍です。

スコープやプロトタイプチェーン、クラス構文など、JavaScript を使う上でおさえておきたい内容が網羅的に解説されています。

ブラウザの開発者ツールを使ったデバッグなど、実際の開発で役立つ Tips も豊富に紹介されています。

JavaScript に慣れてきたあたりで読むと、とても勉強になります。

何となくJavaScriptを書いていた人が一歩先に進むための本

こちらも JavaScript に慣れてきたあたりでオススメの書籍です。

次のステップとして知っておきたい内容が、コンパクトにまとめられています。

特にスコープチェーンやクロージャについての解説は、今まで読んだ中でこの本が一番分かりやすかったです。

100 ページほどの読みやすい書籍で、Kindle Unlimited で無料で読めるので、是非読んでみてほしいです。

速習 ECMAScript 2020: 次世代の標準JavaScriptを今すぐマスター!

「速習シリーズ」の ECMAScript の解説書です。

ECMAScript 2015 (ES6) 以降の重要な新機能が一通り解説されています。

JavaScript を勉強したのが少し昔で ES5 以前しか知らないという方が、ES6 以降をさらっと学ぶのにちょうど良いです。

この書籍も、次に紹介する「速習 webpack 第2版」も、 Kindle Unlimited で無料で読めます。

速習 webpack 第2版

JavaScript のモジュールバンドラである、webpack の解説書です。

JavaScript を使う上では、webpack の理解が必要になる場面もあります。

この本は webpack の基本を学ぶのにちょうど良く、とてもオススメです。

「速習シリーズ」は、どれもコンパクトかつ分かりやすいです。

などもオススメです。

フロントエンド開発入門 プロフェッショナルな開発ツールと設計・実装

最近の Web フロントエンド開発の概要を解説した書籍です。

JavaScript に限らず、CSS メタ言語などについても解説されています。

Node.js や Babel、Webpack、TypeScript、React や Vue.js といったフレームワークなど、最近の Web フロントエンド開発で知っておくべきエコシステムを一通り把握できます。

発売が 2020 年 10 月のため、2020 年時点で実際に使われているもの中心で紹介されており、フロントエンドエコシステムの概要を知りたい場合に非常にオススメです。

おわりに

以上、JavaScript に慣れてきたあたりで、もう一歩レベルアップするのにオススメの書籍を紹介してきました。

JavaScript をしっかり学ぶ上では『パーフェクトJavaScript』なども有名だと思いますが、2011 年に出た書籍のため情報が結構古くなっています。

JavaScript は特に ES5 以前と ES6 以降で違いが大きいので、書籍を探す際はご注意ください。