DevOps に関して実際に読んだ日本語書籍をまとめました。
DevOps導入指南 Infrastructure as Codeでチーム開発・サービス運用を効率化する
DevOps の解説書です。
DevOps の基本的な考え方やプラクティスについて、一通り解説されています。
ページ数も多すぎず、しっかりまとまっているので、入門のために何か 1 冊読みたいといった際におすすめです。
LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する
Lean や DevOps といった手法で登場するプラクティスなどについて、調査内容をまとめた書籍です。
一般的だからという理由で行われているプラクティスが逆効果な場合も多いなど、なかなか面白い結果がいろいろ見られます。
個人的には多くの人に読んでいただきたい、とてもおすすめの書籍です。
The DevOps ハンドブック 理論・原則・実践のすべて
DevOps に関するハンドブックです。
DevOps のプラクティスや事例について、体系的にまとめられています。
600 ページ近くと少し厚めなので、DevOps についてしっかり学びたいといった際に良いと思います。
The DevOps 逆転だ!究極の継続的デリバリー
『The DevOps ハンドブック』と同じ方が著者の、DevOps に関する小説です。
物語として、よくある炎上プロジェクトについて書かれています。
いわゆるレガシーな環境で苦しんだ経験があると、色々思うところがあるような書籍です。
続編に『The DevOps 勝利をつかめ! 技術的負債を一掃せよ』があります。
Effective DevOps ―4本柱による持続可能な組織文化の育て方
DevOps を、コラボレーション、アフィニティ、ツール、スケーリングという 4 本の柱として整理して解説している書籍です。
CI / CD やツールを使うことと捉えられがちな DevOps について、より本質的な、組織文化の観点について多くのページを割かれています。
DevOps に関する組織・文化作りのヒントがほしい場合などに良い書籍です。
おわりに
以上、DevOps に関する日本語の書籍をまとめました。
DevOps と関連して、例えば SRE についてや一般的な運用設計についてなど、以下の書籍あたりから手に取ってみるのもおすすめです。